今後のTEPPENに期待できるの?海外大会の魅力とTEPPENの将来性

TEPPEN

TCS 1k Post-Rotation Tournamentが、3月22日(月)朝5時に開催されました。TEPPENの海外大会であり、公式のDiscordサーバーへの参加をすれば誰でも参加できる大会です。その大会に先日参加をして感じたことをテーマに「今後のTEPPENに期待できるのか」について話していこうと思います。

海外大会について

TEPPENの大会は日本主催する大会は多く存在し、毎週のように行われています。最近ではT3シリーズが始まり、継続的に参加を促す取り組みが行われており以前より活気があります。一方、海外の大会は不定期に開催されており、参加者を見る限りまだ国内の大会と比べ日本人プレイヤーが少ないのが実情です。

その理由の1つに敷居が高い印象があるのではないかと思います。

  • 英語での大会ルール説明
  • 相手プレイヤーと英語でのやりとり
  • 時差によるコンディション調整
  • 特殊ルールによるデッキ構築

リストを見る限りやはり国内の大会より躊躇う要素があるでしょう。しかし、実際今回を含め3回出場しました。その理由はシンプルで参加することのメリットがデメリットを上回るからです。

TCS 1k Post-Rotation Tournament

今回参加したのがTCS 1k Post-Rotation Tournamentです。参加して感じたメリットをみていきましょう。

賞金総額がすごい

めりんD
めりんD

総額賞金がすごい!

以下のが今回の大会の賞金の内訳です。

★ $2000 Prize Pot / ~210,000¥ 賞金プール

Prizing provided by GungHo America Matcherino Community funding included.

➤ Pay Out to Top 8

1st – 50%
2nd – 20%
3rd – 13%
4th – 7%
5th – 3%
5th – 3%
7th – 2%
7th – 2%

優勝すると約10万円貰えました。通常の優勝賞金の相場は3000円から1万円なので、約10倍。また8位でも賞金が約4千円なので規格外でした。参加者は57人だったため狙い目であり、これだけで出場する価値は十分ある大会です。

コミュニティーの輪が広がる

TEPPENは日本以外にも多くの国々でリリースされており、海外の大会は様々なプレイヤーが参加します。TEPPENを通じてコミュニケーションを取りたい方や強い海外プレイヤーと戦いたい方にはオススメです。また、語学力に自信がない場合でも実際のやり取りはそんなに大したことはないと思ってます。

今大会でのやり取りです。とりあえず「hello」「thank you」が使えれば成り立ちます。どうですか?そんなに難しくないとは思いませんか。①挨拶する②ルーム番号貼る③挨拶する。以上です。

めりんD
めりんD

「GG」はgood gameのことです。勝った場合は煽りになる可能性があるので負けた際に使うことをオススメします。

大会そのものが楽しい

最初から結論を言うと、大会そのものが楽しかったです。ですが今回の大会は最初から楽しそうと思ってたわけではなく、参加する前には寧ろ若干の面倒くささを感じていました。

面倒くささを引き起こした今大会のルールがこちらです。

【Tournament Rules】

★ Special Condition • Ada Wong – Players must select one of Ada Wong’s Hero Arts as one of their selected Hero Arts for the tournament. Failure to do so may result in disqualification from the tournament. • Post-Rotation Format – Cards from Day of Nightmares, The Devils Awaken, and The Force Seekers are ineligible to be played in this tournament. A player caught to have used these forbidden cards can result in a match loss or disqualification at the discretion of the head judge.

内容は「プレイヤーはエイダ・ウォンのアーツを選択しなくてはいけない。」「Day of Nightmares、The Devils Awaken、およびThe Force Seekersのカードの使用を禁止」というものです。

めりんD
めりんD

大会のルールはグーグル翻訳でコピペできれば問題ないです。

この2つの制限がヒーローアーツのヒーローの選択、デッキ構築に与える影響が計り知れないものがありました。そしてこの制限こそが今大会を魅力的で楽しいものにした要因です。

現在のランクマッチでは、嘆キ、ウロボロス、あくび、電刃がをランクマッチでよく見かけることが多いのですが、今大会では禁止されるカードがあるためデッキをそのまま持っていくことが不可能でした。

現在ランクマッチで使用されているデッキと今回の禁止カードの一覧です。見てわかるように半分近くのカードが禁止であり、コンセプトから練り直さないければいけないレベルです。

特にこの二枚のカード禁止が嘆キに留まらず、この大会に大きな影響をもたらします。「資格無き者の末路」現ランクマッチで街の平和を守っていると言っても過言ではないカードで、このカードがある影響で4コスにバフを乗せる「ほっけぃアグロ構築」をランクマッチでは見ることはないです。

2枚目の「アルフレッド」の存在で、3コスユニット軸としたデッキは影を潜めるぐらいの脅威がありますが、今回のルールにおいてはその秩序と均衡は崩れ、なんでもアリのモハメドアリデッキが現れることを意味していました。

そして、個人的に好きな赤緑大楯のデッキもその影響は凄まじく、必須カードの「無の境地」「解放への一太刀」をはじめ、「ルシア」「ラシード」なども禁止されたため、わざわざ赤緑大楯にする理由がなく持ち込みを断念しました。

一方、そんなことはお構いなしデッキだったのが電刃練気。「解放への一太刀」以外の29枚現役バリバリデッキ。そのため電刃、エイダ、ほっけぃデッキが混在するカオスな環境が予想される中本番を迎えることになりました。

大会ではTwitchにて5名の外国人解説者がおり試合を解説してました。画面を見てもらうとわかるように両プレイヤーの手札や指の動きが見える神視点!TEPPENの魅了である躍動感が存分に発揮されたクオリティーの高い生放送でした。

めりんD
めりんD

名前もなぜか海外仕様になっている!

またプレイヤーが持ち込んでいるデッキもランクマッチにないデッキが多く持ち込まれてており、その中でも強かったのが「緑単成長の真の力」「単色ミラージュデコイ」「黒緑阿修羅閃空」。

めりんD
めりんD

そんなデッキを持ってくるのか!!

対戦や配信を通じ、多くの反省と発見がありました。

今後のTEPPENの未来は?

今後のTEPPENはスタン落ちによりローテーションとアンリミテッドに分かれます。今回の大会はまるでTEPPENの未来に光が刺すのを覗き見をした大会でした。

今までは新弾が出ても既存カードが強く、コンセプトデッキを強く組むのが難しく、既存デッキに数枚差し替えたデッキばかりでした。しかもそれが何ヶ月も続いているのが現状。

しかし、スタン落ちでは確実にデッキと環境が変わります。ヒーローが揃い、新弾が2ヶ月周期になり、スタン落ちが始まる。期待するには十分でしょう。また面白い大会を開催していただいたことに感謝しつつ、今後も海外の大会には注目していきたいです。

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