3/22にTEPPENのバランス調整が入りました。今回のテーマは「【Ver.3.1.5】バランス調整」について話していきたいと思います。
バランス調整となったカードとアーツ
2枚のカードと3つのアーツがナーフされました。想定と違ったカードやアーツがアッパー、ナーフされているので1つづつ見ていきましょう!
アッパー、ナーフの意味について詳しくは下からいけます!
忠誠泣き服従
忠誠無き服従
変更前:[MP:3]敵ユニット1体にバトル中に味方ユニットが<目覚め>状態となった回数の3倍のダメージ
そのユニットが死亡した場合、墓地に行く代わりに死亡したユニットを自分のEXポケットに加える
この効果は死亡時にデッキ・EXポケットに戻る効果、および<リベンジ>より先に発動する[与えるダメージ:0]
変更後:[MP:2]
敵ユニット1体にバトル中に味方ユニットが<目覚め>状態となった回数の3倍のダメージ
このダメージでユニットを破壊した場合、死亡時能力は発動せず、墓地に行く代わりに破壊したユニットを自分のEXポケットに加える[与えるダメージ:0]
効果「死亡」「破壊」と異なるのですが同じ意味です。つまりMPが下がっただけの調整となりましたのでアッパーです。忠誠無き服従はランクマッチで見かけることがほぼ皆無と言っていいほどのカードでしたが、調整があったため少なくとも現状よりは見かけることが増えると予測されます。
現在の「Tier1デッキに採用されるか?」という質問にはNoです。効果に書いてあるように<目覚め>前提のカードであり、現在ランクマッチで見かけるデッキにそもそも赤の目覚め軸のデッキがないです。そのため採用するのがどうしても難しくなります。
今後として5月にThe Force Seekersがスタン落ちします。このカードも例外ではありません。ローテーション環境において実際に使えるのは来月のたった1ヶ月なのでご注意を。
ロケットランチャー
ロケットランチャー
変更前:[MP:3]
ランダムな敵ユニット1体に10貫通ダメージ
変更後:[MP:3]
敵ユニット1体に8貫通ダメージを与え、その隣の枠のユニットに4ダメージ
ロケットランチャーはジルのヒーローアーツ、最終兵器で探索できるカードです。今回の変更で大きな注目点は2つです。ユニット指定ができるようになった点と隣の枠のユニットに4ダメージの2点です。
ユニット指定できるようになって以前より使いやすくなりました。今までロケランが重すぎて、コントロールが定まってなかったジルも戦いを通じ相手を指定できるまでに成長しました。
もう1つの注目点である隣の枠にダメージ効果がとてつもなく強いです。その理由は相手がシールドをしていたとしても隣接するレーンのユニットにも4ダメージが飛ぶからです。
MP低い上に、貫通効果のため「筆しらべ・迅雷」の上位互換カードとなりました。
動画でわかるように横並びにも対応できます。
最終兵器
最終兵器
変更前:[AP:17]
ロケットランチャーを探索
変更後:[AP:16]
ロケットランチャーを探索、入手したカードのMP-1
最終兵器のヒーローアーツでは先ほど紹介したロケットランチャーが探索できます。以前より1AP少なく、さらに探索で入手した際にMPが-1なので2コスト分早く使えるようになりました。もちろんアッパーです。その上ロケットーランチャー自体も強化されたので確実に使用プレイヤーが増えます。予想されるのは赤黒最終兵器。序盤から空戦でゴリゴリダメージを与え、ロケットランチャーでリーサルを狙うデッキが増えてくるのではないでしょうか。
気功掌
気功掌
変更前:[AP:17]
全ての味方ユニットに<シールド>付与
変更後:[AP:14]
全ての味方ユニットに<シールド>付与
気功掌は3AP軽くなり、アイルーのヒーローアーツ「まもりの大楯」と同じAPになりました。現段階でもあまり使われている印象はないのですが、決して弱いアーツではなかったため今回のアッパーを機にランクマッチで見かけることが増えます。
今回アッパーされた最終兵器に対して強いアーツなのもGoodポイント。5月には「イービルゲーム」がThe Force Seekersのパックの為スタン落ちします。これはユニットを横並べしてこそ力を発揮する気功掌に追い風です。
今後Tier1になる可能性が十分あるアーツでデッキを組むとしたらマシーン軸の気功掌をはじめに組んでみたいです。
大神降ろし
大神降ろし
変更前:[AP:21]
全ての味方ユニットのHP+2
全ての敵ユニットに3ダメージ
このダメージでユニットを破壊した場合、死亡時能力は発動せず、ゲームから除外する
変更後:[AP:23]
全ての味方ユニットのHP+2
全ての敵ユニットに3ダメージ
このダメージでユニットを破壊した場合、死亡時能力は発動せず、ゲームから除外する
大神降ろしは2AP上がり効果は変わらないのでナーフされました。とても強いアーツWCS2020ではメタの研究をされるなど脅威がありました。今年に入り、お市のアーツ「嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!」がランクマッチでは圧倒的な力で席巻してからは、嘆キに不利な大神降ろしはかつてほどの勢いが無くなってました。
それでもコアなファンや、現環境でも大神降ろしがやれるところを見せたい!と思っているプレイヤーとランクマッチでたまに遭遇することがありました。
しかし、今回のナーフは大神降ろしに大きな影響を与え、今以上に「嘆キ」はもちろん「まもりの大楯」来月アッパーされる「気功掌」にも不利な戦いを強いられる氷河期に突入することは間違いないでしょう。
まとめ
調整カード(アーツ) | アッパーorナーフ | 今後への影響 |
忠誠泣き服従 | アッパー | 大して影響ない |
ロケットランチャー | アッパー | 影響あり |
最終兵器 | アッパー | 影響あり |
気功掌 | アッパー | 影響あり |
大神降ろし | ナーフ | 影響あり |
今回の調整でアーツが強くなったことに対しては概ね好印象でした。色んなアーツが輝くことで環境が回っていくからです。ナーフに関しては、今の時期にナーフした点だけ心残りがありました。
現環境は「嘆キ、喚イテ、朽チ果テヨ!」が強く、このアーツ中心に様々なデッキが組まれています。その台風の目を見ず、大神降ろしにフォーカスした理由が正直いまだによくわからないです。
以前は、「アッパーされた理由」「ナーフされた理由」を統計に基づき、ユーザーに知らせていたが、最近はそれもないため、よりモヤモヤした気持ちになります。
今後は「どの時期の使用率が高いか」や「どの時期の勝率が高いか」の観点からアッパーやナーフ情報が公開されることを願いたいです。
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